感じて考えて書ける子に
岩下作文教室 岩下春江です。
昨日は、今どきの学生はおかしいぞ!
ちゃんとした社会人になれるのか!?
という話でした。
☆★「あなたのお子さんはどんな社会人に育てたいですか?」→→
しかし、わたくし岩下、
恥ずかしいことに、
教員になって2カ月で登校拒否になりました(>_<)
大きなことを言っている割に、
情けない過去を持ちます(T_T)
大学院を修了して
公立中学校に新卒教諭として赴任しました。
|先生という職業を馬鹿にしていた
赴任したその時の心構えがまず、いけなかった。
「学校の先生なんて・・・」
馬鹿にしていたんですね。
先輩の先生方が頼りなく見えました。
話し合う内容が、浅はかに思えました。
授業内容が、最先端ではないと軽く見ていました。
じゃあ、お前ができるのか、という話です。
できるわけがない。
「学校の先生なんて・・・」
というフィルターで見るから、
全てが悪く見える。
「私はもっとすごいのよ<`ヘ´>」
という思い込み。
思い出すだけで恥ずかしい(-_-;)
今思えば、全然すごくないのに、学校への批判ばかり、
夜な夜な電話で話していました。
話された友達も嫌だったろうな~
友達もみんな、先生だったから(-_-;)
でも、友達は私のことを分かってくれて当然!と思いあがっていました。
本当に、どうしようもない馬鹿者でした。
|同じ考えの人間を引き寄せてしまう
どうして、そんな生意気な新卒教員に注意する職場の先生や友達はいなかったのか?
それらしい「空気」は感じましたが、感じないふりをしていました。
職場の先生は、私に何か言っても聞かないことが分かるから、
近付きませんでした。
友達だってばかじゃないから
トラブルなんて疲れるだけ、と思うはず。
連絡取らなければいいだけだし。
そうして、友達と疎遠になりました。
トラブルなんて疲れるだけ、と思うはず。
連絡取らなければいいだけだし。
そうして、友達と疎遠になりました。
ところが、お世話になっていた周囲の大人が、
「先生反対論者」ばかりでした。
そして、私の文句に賛成意見を言ってくれました。
「学校なんて」
「学校の先生なんて」
学校以外では、そんな話ばかりしていました。
分かりますよね。
同じ考えの人間を引き寄せてしまうということを。
「類は友を呼ぶ」です。
そして嫌な仕事をしている人間がどうなるか。
バチが当たりました。
|入院まで引き寄せた
4月に先生になってから、慣れない毎日を積み重ね、
6月、微熱が続くようになりました。
心のひずみが身体に出ました。
微熱から、だんだん身体が動かなくなっていきました。
病院に行くと「入院」と言われました。
心の中で「ラッキー」と思いました。
入院してしまえば、嫌な学校に行かなくて済みます。
大手を振って休めます。
潜在意識の中で、体の不調→入院と引き寄せたと今では確信できます。
自分としては自然な流れだったから。
体調は悪かったけれど、原因不明。
明らかに、「登校拒否」の症状です。
学校を休めてラッキーと思う気持ち
私の授業を代わってくれる先生に申し訳ないという気持ち
私が引き寄せた周囲の大人たちの「先生なんてやめてしまえ」という助言
どうせ先生なんて大したことないんだから辞めようという気持ち
でも、辞めたら自分はどうなるかという不安、
先生はダメだと言っていた自分に対する大きな反省
いろいろな気持ちが渦巻いていました。
休んでいる時、わざわざ校長先生が家に来てくれました。
合わせる顔がありませんでした。
具合が悪いのは、学校を馬鹿にしていたバチが当たったのだから。
(つづく)