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2016年10月11日火曜日

新聞投稿で培った技~読む人の立場に立った文章~

子どもの本音を言葉に変換!

岩下作文教室 岩下春江です。



前回は、モニターの経験を書きました。

★☆「岩下の作文力はモニターで養われた→→



モニターの次に目に留まったのが

新聞投稿。



自分でお金を稼ぐため、という目的で

文章力を身に付けてきたわたくし岩下。

新聞投稿も「謝礼」という形で

稼げることを知ったのです。



最初は募集が出ていた地方版で。



子どもたちは字数が多いと「書けない!」と悩みますが、

新聞投稿の場合、200字くらいです。

「文字数が少ない!」

この難しさ。

言いたいことを短く、それも印象に残るように伝えるのは

至難の業でした。



そうして、初めて採用されたのが、

こちらの投稿。


記念すべき採用第一号!封筒まで取ってある。
今は、500円ももらえません。ある意味採用率は高いはず。




















新聞に自分の名前が載っている不思議さ。

不思議さというより、ドキドキです。


この投稿を知っている人が見たらどうしよう。

何て言われるかな?

名前が出ちゃって大丈夫かな?



心配の方が大きかったです。

今や、ブログ、㏋電話帳、など名前を出していますが、

最初は、掲載された喜びと同じくらい心配がありました。



そして



誰からも連絡はきませんでした(^-^;




なるほど。

新聞に名前が出ても、世間の人は私のことだなんて

大して気に留めないんだな。

写真入りでドーーーンと大きく掲載されれば別だけど、

小さい読者投稿欄は、注目度が低い。



心配はしなくてよさそうだと分かりました。





しかし、だれが読んでいるか分からない。

どこで目に留まるか分からない。



投稿するときに、


「読む人のこと」


を考えるようになりました。




自分の考えや体験を書くのだけれど

他人が読んで、気分を害さないか、

新聞に載った時、家族だけでなく誰かを傷つけないか、

楽しい気分になるか、

本当に起こったことか、(嘘じゃないか)



今までのモニターは、採用者だけにアピールすればよく、

世に出ることはありませんでした。




世に出す文章は、

不特定多数に向けて

注意しなければならないことを

知りました。




上記の採用第一作は、つわりで苦しんでいる私を

父が山へ連れていく話です。

父は、私のためを思ってのことなのに、

私はどんどん体調が悪くなる。

父の優しさが空回りをしている、ちょっと切ない気持ちです。

それを、「中高年登山」というテーマに合わせて書きました。




私にしては非常に平和な文章です。

それまでは、批判精神の塊で、

書けば、批判ばかり。

前回のモニターもある意味、あら探しでしたから。




批判の文章は、世に出す文章の中では、

とても気を付けるものだと思います。

私の過去の文章は、世の中に出せるものではありません。




この採用を皮切りに、新聞投稿にはまっていきました。

(つづく)


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