感じて考えて書ける子に!
岩下作文教室岩下春江です。
先日、娘から衝撃発言が!!!
「私、中2の時、ぼっちだったから」
3年前のことを、会話の途中でふと言いました。
普通に。
あまりに普通で、私、びっくりしましたよ(@_@;)
最近の衝撃! お茶+炭酸+ゆず(@_@) 後ろはペットボトルを待っている奴^^; |
「ぼっち」というのは、「ひとりぼっち」のことで
特に、休み時間誰とも話さず
ひとりぼっちでいる状態を指すようですね。
休み時間に話す友だちがいない、というのは
「仲間外れ」とまでいかなくても
「友達がいない」状態です。
「いじめ」にいつ発展してもおかしくありません。
実際、「シカト」されていた時期もあったと後で聞きました。
3年経って、ようやく言えるようになったんですね。
当時は、家ですごく荒れていて、
ちょっとしたことでもイライラし、
よく大喧嘩していました。
そうか。ぼっちだったから、
気持ちがささくれていたんだな、
やっと理解したのでした。
皆さんのお子さんもありませんか?
「実は、○○だった」
という衝撃発言。
言えるようになったときは、
すでに乗り越えた証拠なのですが、
どうしてその時、言ってくれなかったの!
という思いも浮かびます。
子どもなんだから、なんでも言える、
それは間違いです。
子どもだからこそ、お家の状況、学校の状況、
いろいろな状況を気遣って、
心の中にしまってある気持ちがたくさんあります。
例えば、うちの娘の場合は、
中2の時、私たち親に言ったら、
私たちは迷わず学校へ相談に行く。
学校へ親が話に行けば、
担任から呼び出しを食らって
話をしなければならない。
何があるのか、あったのか、
いじめられているのか、いないのか、
もしそこで、誰かの名前を言おうものなら、
その子が担任に呼ばれる。
すぐ、広まる。
ぼっちじゃすまなくなる。
そこまで、考えたんですね。
親に言えば、ぼっちよりもっとひどくなる。
だから言わない。
どんなに小さい子だって、
思ったことを何でも言う訳じゃない。
気持ちをしまいすぎないように。
そして、子どもが親以外に
気持ちを出せる場所が
どこかにあるようにと願わずにはいられません。
ドラマではよく、おばあちゃんやおじいちゃんが
相談役になっている場面があります。
子どもにとっては、
そんな人が必要なのかもしれませんね。
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