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2016年10月8日土曜日

岩下の作文力はモニター応募で養われた

子どもの本音を言葉に変換!

岩下作文教室 岩下春江です。


わたくし岩下は、11年間
音楽教室をやっています。
(5年間書いているブログはこちらです→→


それがなぜ、作文教室を始めたのか


疑惑の念を持たれる方が
いらっしゃるのではないでしょうか?


私は、子どもの頃から
文章を書くのは嫌いではありませんでした。


でも、学校で出される作文の宿題や、
卒業文集などは、皆さんと同じく
何を書いていいか分からず苦労しました。




そして、時は経ち、
結婚して仕事がなくなりました。


主人の収入で暮らしていけましたが、
自分の収入が欲しいと思っていました。


でも、働くために外に出る環境にない。
さてどうしよう・・・・・


その頃、インターネットを使えるようになりました。

ほんの15年位前ですが、
家から出なくても世の中の情報を集めらることに
面白さと新鮮さを感じました。


ネットサーフィンにはまりました。

そこで、「モニター」という制度を知ったのです。

家にいながら、ネットや郵便でレポートを届けると
謝礼がもらえる。


新聞やネットで片っ端からモニターを探し、応募しました。

この応募が、私の作文力を鍛えたと言えます。

以下が私が採用されたモニターです。


  • 国家公務員に関するモニター(人事院)
  • 県政モニター(埼玉県)
  • 朝日新聞紙面モニター(朝日新聞社)
  • 電気通信サービスモニター(総務省関東総合通信局)
  • 厚生労働行政モニター(厚生労働省)
  • 食品表示ウォッチャー(農林水産省委託日本農林規格協会)
  • 国土交通行政インターネットモニター(国土交通省)
  • 川口商工会議所ネットモニター(川口商工会議所)

8個ですが、複数回おこなっているものもあります。


8個採用されるために、3倍は応募書類を書きました。


何回応募しても受からなかったのは
NHKのモニターです。

応募者数が多いのが原因なのか、
レベルが高いのか・・・
番組を二つ見て、その感想で応募します。
(今は変わっているかもしれません)

人があまり書かないだろう番組を選んだり、
テレビではなくラジオにしたり、
目に見えない採用担当者を思い浮かべ、
目に留まるような応募書類を書きましたが
ダメでした。


しかし、色々なモニターに
応募するうちに
採用されるコツをつかんできました。


「採用担当者にいかに訴える応募動機か」


これを意識して書くと、だんだん採用率が上がりました。



例えば、人事院なんて、
何をするところかさえ、
知らないのに応募しています。


なので、まず、人事院について知る。


そして、どういう人を求めているか
条件があるので、

いかに自分は
その条件に当てはまる人間か
アピールする。



厚生労働省のモニターは、
厚生省が自分の身近で
非常に関わりが深いことをアピールしました。


娘は保育園なので、厚生労働省の管轄です。

病院関係もそう。

日ごろから、厚生労働省の施策を
肌で感じる立場だから、役に立てる、
とアピールしました。


厚生労働省のモニター内容は、
原稿用紙が渡されて、
日ごろ問題に感じたことを書き、
郵送するものでした。

毎回1200字は書きました。



一番、辛かったのは朝日新聞のモニターです。

上記のように、いかに自分は役に立てるかアピールしたら、
採用されました。

しかし、辛い・・・

2週間に1度、
2週間分の紙面について、意見を求められます。

新聞を読まなければ書けません。

いつもは社会面と生活面しか見ない私が
政治や国際状況も隅から隅まで読みました。
毎日、必ず。

しかし、もともと興味はないし、
もちろん専門的な知識はない。
身近に感じないので、

本当に困りました。



でも書かなければ、謝礼はもらえない!


開き直って、自分の思うまま、感じるままを書きました。
分からなかったら「分からない」

分からない人間がいるんだから、
解説してほしいというスタンスで。

でも、ある程度は調べてから
「分からない」と書きました。

世の中の動向を知らない自分が
恥ずかしかったというのと、

新聞を読んでモニターに応募した、
という人間は
基本的な知識はある、という
暗黙の条件があると思っていたから。


そうして半年間、頑張りぬきました。

モニターをやる前より、
新聞を読めるようになったのは収穫でした。




モニターになるとこうした委嘱状が届きます
モニター生活を数年間続けました。
動機は、「お金が欲しい」
でしたが、

お金を払う方もいい加減な人間には払わない、
ということも肌で感じました。

ですから、まずは、「頑張る自分。提出期限は必ず守る自分」
をアピールし、

採用後は、それが嘘でないことを証明するために
せっせと文章を書き続けました。


読む人を意識して書く文章を
初めて知ったきっかけです。


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